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国会図書館、独法化か!?

前から行方が注目されていた国会図書館の行く末ですが、ついにその運命が決したようですね。
「国会図書館、独法化へ 自民行革本部、国会改革の目玉に」Sankei Web(2/2)
http://www.sankei.co.jp/news/060202/sei028.htm

また常連(?)コメンテーターの方々が色々と書き込みになられそうなネタですが(爆)
自民党の行革本部が2/9の本部会議で国会図書館の独法化を決定する方針なんだそうです。
やっぱりな〜。
1/1の拙稿で指摘したとおりですよ、まったく。
ここでは、

これにひきかえ国会図書館は、やれ子ども図書館だとか、やれ関西館だとかと、無自覚な膨張を繰り返しているだけ(これって戦前の「国防方針なき」陸海軍と同じでは・・・)としか思えないので、こういう守りの局面になると、戦前の陸海軍と同じで何も対応できないような感じがするのは私だけ??

なんて書いてしまいましたが、この産経の記事でも、
最近は国会議事堂隣の本館に加え、京都府精華町に「関西館」、東京都台東区に「国際子ども図書館」が相次いで開館した。このほか電子化にも取り組むなど、「副業」の拡大が顕著になっている。

なんて書かれています。「副業」だって・・・。ひどい書き方です。まったく。
とはいえ、最近の拡大方針が裏目に出たことは間違いなさそう。やっぱり目立ちますよね。このご時世に増員を繰り返してきたんですから。開館日や開館時間を延長したことで人員を増やしたんですから、その辺りの工夫が求められるのでは。公共図書館では、やむを得ず正職員を減らして臨時職員を増やしたりしてますが、国会図書館もそうなるんでしょうか。

12月24日の行革本部会議では衆参の改革のみが議題になったので、国会図書館の方々は安心していたんでしょうが、国会図書館は「改革」どころか「独法化」ですから、いやはや、どうなるんでしょうか。まさか事前の情報収集をやっていないはずはないでしょうから、「寝耳に水」ってことはないんでしょうが、もしそうだったら組織としてヤバすぎです(爆)

今後の展開が気になるところです。
何と言っても、公共図書館を始め、他の図書館界にも波及するでしょうから・・・

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Comments

はじめまして、図書館退屈男と申します。

このニュース、他人事ではないのですが驚きでした。

民主党あたりは、昨年の選挙のマニフェストで
「国会図書館などによるデジタル・アーカイブ事業を本格化します。」(http://www1.dpj.or.jp/manifest/05.html)
としていたので、応援団は存在すると思っていたのですが、インターネットアーカイブに係る法改正がらみのあたりから何か目を付けられてしまったのでしょうか。たったあれだけ件数のパブリックコメントぐらいで収集の方針を変更するとは思えませんし。出る杭は打たれるものでしょうか。

いずれにせよ、このご時世に定員増や予算増の路線は取りにくいのでしょうか、「他にできないことを進める」国立図書館であってほしいと願う一図書館員です。

Posted by: 図書館退屈男 | February 02, 2006 at 10:41 PM

常連ではありませんが、また書かせていただきますw

>>図書館退屈男さん

はじめまして。
ウェブアーカイブについて「たったあれだけ件数のパブリックコメントぐらい」と書かれていますが、逆に法改正にかかわるにも係らず、たった11件だったこと自体が、国会図書館の危うさを感じます。
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/internet.html

要は注目されていない政策と言うことですよねえ?他省庁のパブコメや意見募集だと、1000件を超えることも珍しくないのに。

やはり、ウェブアーカイブって、(一般の)国民には期待されていないんでしょうね。
それが証拠に、総務省情報通信政策局(コンテンツの振興を行う部署)が主催の「デジタル資産活用戦略会議ウェブ情報利活用ワーキンググループ(第4回会合)」(平成17年6月15日)の資料1「ウェブ情報アーカイブの利活用方法に関する調査研究報告概要」(株式会社 文化環境研究所)の6頁で、「ウェブアーカイブ」と言う言葉の認知状況について調査した結果、
『全 体:「知っている(よく知っている+詳しくはないが知っている)」は17.8%、「知らない(言葉は聞いたことがあるが、知らない+全く知らないし、聞いたこともない)」は67.2%となった。
性 別:男性は「言葉は聞いたことがあるが、知らない(150人)」が、女性は「全く知らないし、聞いたこともない(225人)」が最も多い。「知っている」層は、男性が126人(男性回答者の28.6%)、女性は52人(女性回答者の9.3%)となる。』
と説明されており、一般国民のほとんどが「ウェブアーカイブって、何?」という状態であることがわかりました。
そのような状況は、同資料5頁で、有識者の声として「日本は明確にウェブ情報アーカイブの分野において立ち遅れている事実を国民に広く知らしめる必要がある。」というものがあることからも分かります。
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/chousa/digital/pdf/web050615_2_s1.pdf

このワーキンググループに、国会図書館の方もいらっしゃるので、調査結果はあながち的外れではないと思います。
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/chousa/digital/pdf/web050615_2_s4.pdf

そんな国民に認識もされず注目もされていない事業に、何億円もかけるって、土台、おかしな話です。国会図書館のどなたかが趣味でやりたかったのでしょうか?w
国会図書館から見れば「お前ら国民はバカだから気づいていないんだろうが、いっちょ、うちで手本を見せてやるんで、よく見とけや」というつもりなのでしょうが、税金を使うということを考えれば、国民が十分にウェブアーカイブを認識してから実施すべきでしょう。

国民の認識を待っていたのでは、貴重なウェブが消失してしまって間に合わない、文化遺産保存のために事業の加速化が必要なんだ、ということであれば、国外の国立図書館のように、この事業に賛同する、googleやMicrosoftなどの企業の力を借りればいいと思います。独法化は正にそのチャンス到来だと思います(もっとも、トップの資質にもよるのでしょうが)。

>>gomameさま
コメント及び情報提供をしてくださり、ありがとうございます。

>お勤めの公共図書館における「先生」とはどういう人になるのでしょうか。
先生とは、図書館や生涯教育施設の研修の講師にいらっしゃる方のことです。大学の先生から、図書館員の方まで、色んな方が色んなとこ(東京に限らず)からいらっしゃいます。

>午前2時33分にコメントいただき、ありがとうございます。翌日のお仕事に差し支えないかが心配です
あ、ただのゲームのやりすぎなので、お気遣いなくw

Posted by: 南京ダック | February 03, 2006 at 01:42 AM

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