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自民党は一貫性がない?【国会図書館法人化】

「国会図書館の改革 進化続ける国会図書館(クローズアップ あなたの生活こうなります)」自民党ホームページより
http://www.jimin.jp/jimin/closeup/2074/closeup.html

この記事は党機関紙の『自由民主』の2002年11月26日号に掲載されたものらしいのですが、今と言っていることが全然違うのでビックリれす。

確か、国家公務員の定員が減り続けているのに国会図書館だけは定員が増え続けているので定員削減を図るとかいうのが今の自民党の提案の方向性だったような気がしますが、このときにはですね・・・

「二十一世紀の高度情報化社会に対応して、国立国会図書館が進化を続けています。わが党が推進した法律の改正に基づいて関西館がオープン、それを機にインターネット上のサービスを拡充。東京本館と関西館、全面開館した国際子ども図書館が一体となって、一層国民に奉仕していく体制が整いました。」

「わが党が推進した法律の改正に基づいて関西館がオープン、それを機にインターネット上のサービスを拡充」ですって・・・おい、産經新聞!アンタは苟も天下の与党たる自民党さまの方針で行われてきた施策を、こともあろうに「副業」などとのたまうとは、何様のおつもりか?

「これからの国会図書館のサービスは東京・永田町にある東京本館、京都府精華町の関西館、そして国際子ども図書館(東京・上野公園)、の三施設が拠点となります。各館が、それぞれの特色を生かし、一体となって便利で、かつ質の高いサービス提供を目指していくことになります。」
なのに、今の自民党さんの方針では、子ども図書館や関西館はなくなってしまうような感じです。

この記事を読む限り、2002年当時の自民党の方針は、施設やサービスを拡大することで「国会図書館の改革」を進める、と言うものだったはずですが、それがなぜ今、施設やサービスを縮小する方向になってしまうのでしょうか。自民党には政策の一貫性というものは無いのでしょうか。

独法化によって、「進化続け」ていたはずの国会図書館の進化が逆方向にならないことを、図書館界の一人として切に望むところであります。あと、自民党も賛成したはずの「文字・活字文化振興法」の精神はいずこへ?

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Comments

国会事務局改革案を取りまとめた坂本由紀子参院議員ってさあ、労働省の職業能力開発局長のときにさあ、あの無駄使いで有名な「私のしごと館」っていう施設建設の責任者だったんだねえ。

参議院第155回国会 厚生労働委員会 第12号
平成十四年十二月五日(木曜日)
   午前十時十分開会

○山本孝史君  それから、次の問題ですけれども、雇用・能力開発機構という特殊法人がございます。その中で、これも無駄じゃないかなと、こういうふうに思っているんですけれども、私のしごと館という施設が間もなく開館をするということになっております。目的と、どれぐらいのお金を掛けてこの施設を建設をしているのか、そしてどのぐらいの人がこの施設を訪れると考えているのか、担当の局長さんの御答弁をいただきます。

○政府参考人(坂本由紀子君) 私のしごと館につきましては、若年者につきまして、学卒未就職者の問題でありますとか早期離職者が多い、あるいはフリーター等々、問題になっておりますので、こういう若い人たちに総合的、体系的な職業情報を与えますとともに、職業体験をする機会を得てもらって、そしてキャリア形成についての意識を高めてもらおうというようなことを目的にいたしまして、平成四年度から検討をしてまいりました。

 施設の建設費といたしましては、約四百億円が掛かっております。土地代は別で、土地代はそのほか百五十億円という状況になっております。
 この施設は、京都府に建設をされておりますが、主として中学生、高校生等の方たちを考えておりまして、総合的学習の時間が設けられますので、そのような時間を使って、あるいは場所柄全国の修学旅行の生徒も多いものですから、そのような生徒さんに御利用いただく。そのほか、ハローワークでありますとか、都道府県の雇用・能力開発機構の都道府県センターにおいでいただいた若年者の方たちに御利用いただきたいということで、運営が通年化した場合には約四十万人ほどに御利用いただきたいというふうに見込んでおります。

○山本孝史君 総事業費四百億で、年間四十万人の修学旅行生を中心とする若い人たちに是非訪れてほしいと思っていると、こういう御答弁でございます。局長がお話しになりました、若い人たちが、なかなか若年の労働者の就業状況が厳しい、そういう人たちに仕事というものに対する意識を高めてほしい、いろんな仕事に対する能力を付けていこうという意欲も持ってほしい、その目的に私も同意をするところです。それを否定するわけではありません。
 しかしながら、四百億円のお金を掛けて、奈良、京都に近いからと、こうおっしゃるわけですが、実際に建てられる場所は関西文化学術研究都市と言っております京都、大阪、奈良にまたがるところでございまして、つい先般国立国会図書館の関西館がオープンをしました辺りでございますけれども、基本的には学術研究をしている、あるいは企業の研究所があるといったような地域でございます。したがって、それは町中ではありませんし、しかも修学旅行で訪れる京都と奈良の間にあるわけですね。
 修学旅行生を中心にこれから少子化が進む中で四十万人の人たちをこの館に集めるということはほとんど不可能だと私は思いました。これが小規模でもいいから町中にあるんだったら、学校の人たちが一日ちょっと、校外学習というんでしょうか、そういった中でそこの施設を利用して、ああ働くってこういうことなんだな、仕事をするってこういう姿なんだなと、こういうふうに思われる部分は大いに賛成をいたしますが、一か所に四百億円のお金を掛けて、それで四十万人の方がもし来たとしても、その入館料等々で収入を上げたとしても、年間、私の記憶ではたしか二十三億円ほどこの事業団からは補てんをし続けなければいけない。それをやるような施設なのかなというのが正直私の思いなんです。私の選挙区にあるからとか近いから言っていることではありません。全国からこれはやれるという話では私はないだろうと思うんですね。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/155/0062/15512050062012c.html

しかし、実際は山本先生ご指摘のとおり、無駄なものとなり、「私のしごと館については、平成15年度の展示・体験事業、ライブラリィ事業等各事業は、若年者の職業意識の涵養に資すると認められるものであり、対象期間中の利用者数は27,428人にのぼる。今後は、当該施設の一層の利用促進を図るためにも、有効な広報活動の実施や学校等教育機関との一層の連携を図る必要がある。」と予定の40万人を大きく下回る結果となっている。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/08/s0824-2c.html
(独立行政法人雇用・能力開発機構の平成15年度の業務実績の評価結果)

まずは、てめえが過去にした無駄を省いてほしいよな。

(参照)
衛藤征士郎トピックニュース
http://www.seishiro.jp/topics/20060215/topics2.html

国会事務局等改革に関する提言
http://www.jimin.jp/jimin/gyo/katsudou/h18/180210.pdf

Posted by: 立ち読み人 | February 24, 2006 at 12:11 AM

>立ち読み人 さま
コメントありがとうございました。
坂本議員は関西館の隣の建物建設の総責任者でしたか。関西館に近親憎悪のようなものでもお感じになったのでしょうか・・・
あと、自民党の改革提言のリンク、ありがとうございます。大変助かりました。また情報提供いただければ助かりますです。

Posted by: gomame | February 24, 2006 at 06:58 AM

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