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諸外国の公貸権制度の調査報告が発行!

数年前から公貸権だとか公共貸与権だとかという制度の導入につき、主に日本文藝家協会あたりから要望が出されている状況のようで、日本ペンクラブの松本侑子氏なんかは、あの文字・活字文化振興法案のシンポジウムで臆面も無く制度導入を訴えていたわけですが、その公貸権の諸外国での制度について、著作権の専門家による調査が(社)著作権情報センター附属著作権研究所というところで行われていました。

そして今般、この調査報告が、同研究所から発行されたとのことです。
何でも同研究所に連絡すれば、誰でも無料で分けてもらえるらしいです。
みなさんも、ぜひ分けてもらい、読んでみましょう。

風のうわさでは、あの三田誠広氏がこの報告書の完成を待ち望んでいるとか。「どうです。ヨーロッパではこういう実績があるんです。日本もこの制度を導入しなければ、野蛮人と罵られますよ!」とでも言うつもりなのでしょうか(w

私の知るところでは、諸外国の制度導入の実態はお寒い限りのようなので、三田氏がこの報告書を読んで意気消沈するのでは、と、何だか心配になってきたりします。

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会議録がアップ:7/20・8/3の衆・文部科学委員会での著作権関係質疑

ごぶさたしてます。

私的録音録画補償金制度の見直しに関する議論、最近盛んになってきました。
国会でも2回にわたって取り上げられていますし。
(このブログでも取り上げましたが。かなり大胆(?)な視点で・・・でも私などは著作権制度=投げ銭とは考えておりませんでして、制度創設の発端から言っても著作権制度=収益分配のためのもの、と考えており、投げ銭的な理解となったのは早くても1970年代以降、半田正夫教授の言を借りれば「転機を迎えた著作権制度」になってからのこと、と考えております。そして、この「転機」自体、著作権制度の産業保護的色彩を与えることとなったということで、批判的なのです。なのでTBいただいた方などとは見解が相容れないわけでして・・・とはいえ、拙い私なんぞの意見に対してTBいただきありがとうございます!)(*)今確認しましたら、上で言及しました方のTBがどこかに行ってしまったみたいでして、今回の記事を書くにあたってTBできませんでした。申し訳ございません。

その両会議の会議録がアップされていますので、念のため紹介します。

7/20の衆・文部科学委員会議録
(発言番号84番〜86番)

8/3の衆・文部科学委員会議録(発言番号217番〜244番)

8/3の質疑については川内議員もご自分のblogで「 それにしても、役所はこちらが聞いたことに、なかなかストレートに答えていただけないものですね」とため息をおつきになられていらっしゃいますが、いやはやまったく・・・。ぜったい「ベルヌとは関係ない」っておっしゃられないんですねぇ。あり得ない前提を付けて、そうなったらやっぱりベルヌと関係あるっていう文化庁・加茂川次長の御答弁。「原則としては関係ない」とかって答えてもバチは当たらないのでしょうに。やはりこれは、言質を取られまいという姿勢の現れなのかもしれません。ううむ。

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